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[セミナーレポート]
ユーザーに響く デジタル時代の印刷とサービス@日本HP・グーフ・錦明印刷合同セミナー(2018年8月31日開催)

8 月末に、ポジションの異なる3 社が初めてジョイントしてセミナーを開催しました。

セミナーのテーマは「デジタル×紙メディア」の成果と実践ノウハウ
デジタル一辺倒のマーケティングの限界と打開策を皆さんとシェアする内容となりました。(告知ページはこちら

日本HP はデジタル印刷機のフラッグシップメーカー、グーフはデジタル時代にユーザーとデジタル印刷を繋ぐプラットフォーマー、錦明印刷はデジタル印刷とデジタルマーケティングをサービスとして提供するサービサーと、それぞれのポジションで講演させて頂きました。

画像定員25 名に対し、35 名の参加応募があり、皆様からの関心の高さが伺えます。

 

自分ゴト化させるパーソナライズのテクノロジーこそが「WOW!」をつくりだせる

まずトップバッターの日本HP 山田氏から、「国内外の事例に学ぶ、新たな顧客体験を生み出すマーケティング手法」と題し、世界で起きているプロモーションの潮流と、その中でOne to One のマーケティングが進化し、よりユーザーにタッチしている事例を数多く紹介いただきました。

デジタル印刷での最も高い価値はバリアブルであり、その必然をブランドオーナーたちはうまく作り出し、そこにHP デジタル印刷機Indigo のテクノロジーが大いに活用されています。

コカコーラはグローバルブランドでありながら、ユーザーとのコミュニケーションを密にするために、近年では当たり前になっているSNS を5 年も前から活用しています。その施策というのはHP モザイクという技術を使用し、ボトル全体にパーソナライズを施すことで世界に一つだけのボトルを販売するというものです。日本を含む全世界で展開し、大きな話題となりました。

日本国内でもロッテが同じモザイクの技術を使って世界に一つだけのキシリトールガムを販売し、こちらも大好評を博しました。

ブランドオーナーの方々は、「wow!」とユーザーが驚きの体験をすることでファンになってくれることを切に願っています。

そのためには従来のようなマス広告ではなく、自分ゴト化させるパーソナライズのテクノロジーこそが、今のトレンドにフィットしているのだそうです。

画像株式会社日本HP マーケティングマネージャー 山田大策氏

 

デジタルメディア に近い新たな紙メディアの活用事例が現れ始めている

続いてグーフ岡本氏からは、「プリントテクノロジーで進化する 紙コミュニケーションの未来」というタイトルで講演いただきました。

Web やe メール、SNS などデジタルファーストで顧客とのコミュニケーションが行われているプロモーション活動の中で、パーソナライズされた情報の発信は企業のマーケティング活動において一般的な施策となってきました。

また、データドリブンのマーケティングはMA、CRM の登場により手軽で効果の分かりやすい方法となり、コミュニケーションにおけるタイミングの重要性はさらに増しています。

例えば、カタログ通販という紙利用のスペシャリストと言って良いディノス・セシールから、EC におけるカゴ落ちユーザーへのDM 訴求、AIと連携しInstagram のコーディネート情報なども掲載するパーソナライズカタログがリリースされるなど、これまでの紙の延長線というよりも、デジタルメディア に近い新たな紙メディアの活用事例が現れ始めているのです。

有効なデータを収集し、CRM 本来の力を発揮させ真に必要なシナリオで紙を活用するデータドリブン、デジタル思考の紙はもはやデジタルとイコールになっています。

従来のようなバラマキ型の紙を減らす勇気を持ち、デジタルファースト前提でその特性を生かした高付加価値なメディアとしての活用が必要です。

画像株式会社グーフ 代表取締役社長 岡本幸憲氏

 

小規模からでもデジタルマーケティングと紙DM サービスを展開できる!

最後に、弊社林からサービスを提供する立場として、「レスポンス率向上!クロスメディア・プロモーション国内事例研究セミナー」と題し、弊社サービスを利用したクロスメディアキャンペーン事例の結果とその考察を含めて講演致しました。

紙DM とメールを組み合わせた結果、ある社会人向け教育事業会社は導入前と比較し、16 倍のセミナー申込数を生み出すことができました。

紙には五感に訴え、脳に直感的に知覚されるという優位性がありますが、デジタル時代において、スピード・コスト面ではデジタルマーケティングには劣勢です。

だからこそ、それぞれのメリット・デメリットを上手く使い分け、必要なタイミングで、必要な内容を届けることができる弊社のマーケティングポータルサービスを活用いただければと思います。

MA を代表としたデジタルマーケティングツールを既にお持ちであれば、そのツールとAPI 自動連携し、自動的に紙DM を配信できます。また、MA を持っていなければ、弊社のMA を使って運用配信を行うサービスをご紹介できます。

小規模からでもデジタルマーケティングと紙DM サービスを展開できることを示しました。

画像弊社 プロモーション&ビジネスソリューショングループ マネージャー 林誠英

 

回収したアンケートにも嬉しいご感想をいただきました。

皆様からのご感想

「企画のアイディアが色々浮かびました!紙媒体を扱っている者として、勇気づけられる内容でした」

「紙とメール・DMの効果的な使い方がよく分かった。さっそくクライアントに提案したくなった」

「弊社のクライアントは中小企業が多いので、小規模でも実践できるサービスがあり安心しました」

 
参加者からも満足の声を頂き、主催者としてはホッとしました。

セミナー終了後は1時間程度の懇親会を開催し、参加者からご質問やご相談をいただくなど、盛況に終わりました。良き交流の場となっていただけたのであれば幸いです。

弊社では今後も「デジタル×印刷」をテーマに、セミナーや情報発信を続けてまいります。ありがとうございました。

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